誰もが気付かないうちにやっている典型的な装飾ミスを紹介します。それらはよく起きるミスですが、同時に簡単に回避できるものばかりです。装飾ミスを修正し、より快適で居心地良く、調和に満ちた魅力的なインテリアを目指しましょう!
それぞれの部屋にシーリングライトがひとつずつ… 。これでは足りません。部屋の機能に合わせた間接照明を加えましょう。例えばキッチンなら手元をしっかり照らすスポットライトを作業スペースの上部に。リビングルームなら柔らかくリラックスできるムードを作るスタンドライトをソファ脇などに。子供部屋ではスタンドライトは倒れて怪我をする危険があるので避け、勉強机の上にデスクランプを設置しましょう。
インテリアショップやショールームに飾られた家具はとても魅力的に見えます。しかしその場で即決購入してしまうと、自宅に運び入れた時にスペースに対して大きすぎる、使い辛い、圧迫感がある… などの問題が発生します。ショップやショールームの広々とした空間に配置してある場合と、自宅に設置した場合では家具の印象は異なります。家具の購入の前に部屋のサイズをしっかりと計測しましょう。
こちらはアルゼンチンの建築家による住宅です。
インテリアの色調とムードは強く関係しています。好きな色を全部投入するよりも、色が持つ心理効果をうまく活用するとさらに居心地の良い部屋を作ることができますよ。色を複数使いたい場合はトーンを統一することが大切です。迷ったらオフホワイトやベージュ、ライトグレーやライトブラウンなどの中間色をベースにすれば間違いなし!
異なるスタイルの装飾アイテムをミックスすると調和の無い乱雑な雰囲気となってしまいます。まずテーマをひとつ決めて、それに準ずるアイテムで装飾していきましょう。すっきり洗練された見た目となり、調和を感じる居心地の良い空間となりますよ。
装飾はひとつのテーマに準ずること、と先述しましたが、機能の異なる部屋では装飾スタイルも変えましょう。分かりやすく言うと、心を落ち着かせ安眠を図りたい寝室と、食事とお喋りで社交するダイニングでは必要とされる装飾が異なるということです。部屋の機能に合わせた装飾なら、より快適かつ魅力的なインテリアとなります!
モダンなガラス製の家具は魅力的ですが、小さな子どもがいる家庭では危険です。広々としたオープンスペースのリビングは開放的で快適ですが、自宅で仕事をする方はリビングのスペースを削ってでも個室のホームオフィスを作った方が仕事に集中でき効率もアップします。
いくらモダンで素敵なインテリアであったとしても、人それぞれ異なるライフスタイルのすべてにフィットする訳ではありません。自身に合う快適な住まいを作るには、まず自分自身のライフスタイルとニーズをはっきりさせることが先決です。