開放的なキッチンが欲しい!スッキリと見える塩系キッチンのススメ

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キッチンは開放的で使い勝手が良く、清潔であって欲しいものです。無骨なデザインと薄いグレーやホワイトなど、スッキリなのにおしゃれにまとめた塩系インテリアは、開放的なキッチンを演出したい方に是非トライして頂きたいスタイル。今日は海外で活躍する住まいのプロが提案した開放的なキッチンをご紹介します。

プランニング

The Scandinavian Kitchen Papilio 廚房

開放的なキッチンを完成させる上での最初の一歩は、まずはテイストを決める事。UK在住のPAPILIOがデザインしたキッチンは、昨年に引き続き2017年のトレンドでもあるインダストリアルをベースに、男前すぎないソフトさと、塩のようなさっぱりとしたテイストが加わっています。ダークなチーク材やウォールナットではなく、パインやバーチ材といった淡いトーンを選択し、最後に差し色を取り入れるのも今年流ですので忘れずに。

調理ツール

開放的なキッチンを希望される方は、アイランドキッチンを採用される場合が多いと思います。360度どこからでも調理が出来、ゲストとのコミュニケーションもスムーズに。ただお料理を頻繁にされる方なら慎重に選んで頂きたいのが、換気扇です。オープンキッチンのデメリットである油や水はね、又匂いの問題などがあります。油はねガードと言った、予防を兼ねたグッスも市販で販売されていますし、又業務用厨房に対応している油塵対策に適したタイプもあるので参考になさってみて下さい。

極小スペース

限られたスペースであっても、キッチンは開放的で使い勝手が良いものであってほしいもの。こちらはドイツを拠点に活動するキッチンプランナーBerchtesgadenが手掛けた日本では珍しいT型キッチン。ヨーロッパなどの築100年以上の古い物件の場合、ルーム数を増やすなどのリノベーションの結果、細長いタイプのダイニングしか確保出来ない事もあります。そのデメリットを踏まえて、部屋の形状を上手く利用し、小さいながらもワークスペースと収納を設けたキッチン。敢えて天井棚を全面に設置していない点と、コンクリート素材と、加熱調理器にコンロをチョイスしたところがあっさりとした塩系キッチンに仕上がった成功理由です。

コントラスト

無機質なキッチンにワークトップはミスマッチな無垢材を使用しています。天井がコルク素材であるのも、下手をすると冷たい印象を与えがちなキッチンに、暖かみと明るさを持たせています。ダイニングを庭やバルコニーに隣接させる方法はキッチンを広く魅せる定番テクニック。視界の広がりによって開放的なキッチンを創り出せます。忙しい一日のはじまりを、少し余裕を持って優雅にガーデン朝食を!なんて素敵ですね。

モノトーン+

まるでオフィスの一室の様な、さっぱりとした開放的なI型キッチン。ブラック&ホワイトは、コーディネートのセンスに自信のない初心者向けの方でも簡単にアレンジ出来ます。もちろん、冷蔵庫や電子レンジといったキッチンの定番電化製品のシルバーとも相性が良く、シンプルな男性の一人暮らしのキッチンなどにもマッチしますよ。開放的なキッチンになるポイントは黒を多く使い過ぎない事、その一点のみです。木製のトレーやカラトリーといった小物を足すと落ち着きが出て、塩系により近づきます。

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