家は、学校や会社で過ごすことを除けば、最も多くの時間を過ごす場所でしょう。そこは食事をしたり、眠ったり、入浴したりと、日々の生活の多くを行う場所になります。ですが、そんな場所でくつろげなければ、生活に大きな影響を与えることになるでしょう。そこで紹介したいのは暮らしを楽しめるような特別な家です。そんな家がどのようになっているか、早速見てみることにしましょう。
家の中に広がるのは大きな吹き抜け。2階と3階は空間が貫いており、広々とした空間が広がっています。外観は黒色でシックな雰囲気を感じさせますが、家の中では対照的な印象を感じることになるでしょう。それを感じさせるのは白色にまとめられた壁や天井。それは明るさや清潔感を感じさせます。そして家の中に入った際に、明るさを引き立たせる効果を生み出すことになるでしょう。
このような空間に取り付けられたのは多くのガラス窓。そこからは多くの外光が射し込み、白色にまとめられた空間を、一層明るく感じさせてくれます。もちろん、ガラス窓からは見えるのは外に広がる景色。ここでは2階や3階からの風景を見ることができるため、家々の屋根に切り取られた広大な空を見ることができるでしょう。そして外に広がる風景がまるで家の一部のように感じられ、圧倒的な開放感を感じることができるのです。
本住宅で大きな特徴となるのは、吹抜けの横に設けられたデッキテラス。それは吹抜けにあるリビングルームに食い込むような形で配置されており、まるで部屋の一部のように見えるでしょう。そんな場所は外の風にあたれるため、リラックスするには絶好の場所です。そこにはハンモックが取り付けられているため、風にあたりながら、くつろぐことができます。そして日々の疲れを癒してくれるでしょう。
ここでは吹き抜けを設けることで、明るく開放的な空間が生まれています。そして外に広がる風景も楽しむことができ、家の中にいるとは感じさせないでしょう。このような空間であれば、日々の生活の印象は変わるかもしれません。朝日が射し込むダイニングで朝食を取り、休日であればデッキテラスのハンモックで横になります。そして外に広がる景色を眺めながら、家族と一緒に時間を過ごすことができるのです。このような暮らしを可能にする本住宅は日々の生活を素晴らしいものにしてくれるに違いありません。
撮影 :福澤昭嘉