ナチュラルモダンな空間5選 – モダンさと木の温もりを感じる住まい!

K.Matsunaga K.Matsunaga
Qilin, 松島潤平建築設計事務所 / JP architects 松島潤平建築設計事務所 / JP architects 客廳
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木のような自然素材を使った空間は、暮らしに寄り添い温もりのある雰囲気を生み出します。しかし木がメインとなり、使い過ぎてしまっても昔ながらの和風や、カントリースタイルに寄りすぎてしまうことも。かといってミニマルでモダンな空間は冷たい印象になってしまうこともあります。素材や色の組み合わせのバランスで、木のぬくもりとモダンさのあるデザインを実現することが可能です。今回ご紹介するのは、木のナチュラルな雰囲気とモダンさが融合したインテリア5選です。家具や素材のセレクトで実現した、ぐっと上質でモダンな温もりある空間をご紹介します!

1.旗竿地にあるグラフィックデザイナーの家

700㎡を超える旗竿地にあるグラフィックデザイナーのための住まいです。どこまでが敷地かわからないほどの広さを持ち、一般的な旗竿の狭小地にあるような難点が見えない恵まれた環境にありました。この地に松島潤平建築設計事務所 / JP ARCHITECTSがデザインしたのは、まるでキリンの立ち姿をイメージしたような住まいです。視覚的な要素も重視するグラフィックデザイナーである住まい手らしく、内部のインテリアにもこだわりのある空間に仕上がりました。ベースは木の温かな雰囲気もとに、色むらのあるウッドの壁面、薪ストーブやサッシのブラックが空間をぐっと引き締めるインテリアが魅力的です。本住宅については「生き物に似かよう住空間「Qilin」」で詳細をご紹介しています。

2.君津の森に佇むグレートーンの別荘

緑豊かで穏やかな君津の森に佇む、別荘として建てられたこちらの家。広い空と緑の中に、水平ラインの美しいモダンな邸宅はATELIER137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICEによって手がけられました。ファサードからインテリアまで、グレイッシュなトーンでまとめられたスタイルは上質な雰囲気をまといます。無彩色である色のホワイトやグレーは、ともすれば冷たい印象になってしまうこともありますが、こちらでは外部の緑やファブリック、フローリングなどの温かみを感じる素材でグラデーションが効果的に採用されました。ベージュ寄りのグレーも取り入れられることでシンプルながらも上級のカラーコーディネートが飽きさせない空間に仕上げられています。本住宅については「グレーイッシュなトーンでまとめたインナーテラスのある家」で詳細をご紹介しています。

3.生活と仕事場が心地よい距離で併用する家

作家のご主人と一緒に仕事をする奥様、二人のお子様が住まう、仕事場を併設する住まいです。OFFICE HIYOSHIZAKA CO.,LTD / 日吉坂事務所は閑静な住宅街に建つこちらの家を、生活の場と仕事場が程よく距離感を保つようなデザインを提案しています。中庭を中心に、豊富な蔵書を楽しむ部屋、奥様の作業部屋など役割を担う小部屋が効果的にレイアウトされました。たくさんの部屋や役割を持ちながらも、ホワイトや淡い色がベースとなり、ごちゃごちゃ感のないインテリアにまとめられています。トップライトのあるサンルームは 塗装がなされた板張りの空間に、室内窓やデザインチェアのある印象的な空間。心を落ち着かせながら過ごすことができる場所です。本住宅については「house I」で他の写真をご覧になることができます。

4.和の要素をモダンに取り入れたシンプルモダンな住まい

AOYDESIGN 株式会社アオイデザインの手がけたこちらの家は、障子から透ける光が印象的な空間を持ちます。和の要素である障子と、北欧モダンな家具やインテリアが融合し、シンプルながらも洗練されたスタイルに仕上がったこちらの空間。ヘリンボーンスタイルのフローリングに、Rでソフトな印象を加えた造作、質感のある素材などディテールにこだわりを持ち、深みのある上質なインテリアにまとめられました。光の生み出す趣のある空間は、まるで心が洗われるような凛とした空気感があります。本住宅については「h20e」で他の写真をご覧になることができます。

5.クローバーの丘に建つ趣のある住まい

石畳の印象的なアプローチを上った先にある、三角屋根が印象的な住まいがあります。小林良孝建築事務所の手がけたこちらの住まいは、L字型に配置した建物とプライベートな庭を持ち、人目を気にせず暮らすことができる穏やかな家です。石畳に煙突のある佇まいがまるでヨーロッパの邸宅を思わせる雰囲気は、室内にもその空気感が生かされ、グレイッシュなカラーとどこかほっとする温かみが溢れるインテリアが魅力的な空間に。めいっぱい天井が高く確保され、ロフトのある大空間と大きなガラス窓で開放的に暮らすことができます。モルタルやアンティーク調の質感がある素材はひとつひとつが味わい深い表情を持ち、年月が経ってもますますその存在感を増していくでしょう。本住宅については「スタイリッシュな切妻屋根の家」で詳細をご紹介しています。

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