緑豊かな庭に憧れる方も多いことでしょう。しかし植物も生き物です。手入れを怠れば病気になったり枯れてしまいます。
でもデザインや植物の種類に気をつければ低メンテナンスかつ魅力的な庭を作ることができますよ! それは庭を維持するコストや手入れにかかる時間を節約できるということ。今回は五つのおすすめガーデンデザインを紹介します！
広々とした芝生は魅力的ですが、成長の早い春夏の期間の芝刈りは意外と大変です。低メンテナンス性を重視するなら全面的な芝生ではなく、三分の一から半分くらいの範囲は砂利を敷き詰めたり、テラスのように舗装するのがおすすめです。砂利を二色ないし三色使うと変化のある見た目となりますよ!
芝生だけでは少し物足りないと感じる方には、芝生+シンボルツリー１本というデザインがおすすめです。庭木は種類によっては病気になりやすいものや害虫が付きやすいものがあるので、メンテナンスに時間を取れないと分かっているのにあまりに多くの木を植えるのはリスクが高い。しかし１本のみなら目が行き届きますし、庭のアクセントとして、家庭のシンボルとして愛情を持って手入れを楽しむことができるのではないでしょうか。
敷地が充分でない場合は庭木そのものよりも背景のデザインにこだわりましょう。例えばこちらは沖縄県の建築家アイ・エイチ・エー設計による庭。塀の壁面に質感豊かなレンガが埋め込まれており、庭木の数は少なくても自然感を感じられるスペースとなっています。
岩や石をメインに構成するロックガーデンに乾燥を好む多肉植物やサボテンを組み合わせると、低メンテナンスかつ個性溢れる魅力的な庭となります。特に多肉植物はその形状自体がとてもユニークなので、シンプルなデザインでも楽しい雰囲気を演出できます!
伝統的な日本庭園の枯山水はまさに低メンテナンス性抜群のデザインです! 砂利と庭石、好みに合わせて灯篭などの装飾、そして少しの庭木で構成しましょう。古典的な日本家屋だけでなく、モダンなデザインの住宅にも意外としっくり馴染みますよ。
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