ゾーニングのアイデアは?

A.Imamura A.Imamura
ハイサイはうす, A.A.TH ああす設計室 A.A.TH ああす設計室 客廳 玻璃
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ゾーニングは、住宅の間取りをはじめとして、スペースををテーマや用途に分けて間仕切りすることを指します。扉や廊下などの建具だけではなく、例えば、棚やカーテンなどといったアイテムを使用して、ゆったりとしたスペースを確保しつつ、視線が衝突しないような配置にすることができます。今回は、様々なゾーニングのアイデアをご紹介していきます。

ゾーニングで生活空間にメリハリを

ゾーニングの間仕切りは、ひと繋がりになったLDKのお部屋にピッタリです。例えば、こちらは可動可能なガラスの飾り戸をリビングとダイニングの間に配置した例。リビング側の窓からの採光を遮らず、間仕切りの圧迫感もないので、空間を緩やかに分けながら食事をする場所と寛ぎの場所を分けるアイデアです。

こちらでは併せて「間仕切りで心地よい部屋づくり」を紹介しています。

ゾーニングとカーペット

ゾーニングは、棚や扉だけではありません。カーペットは居心地だけでなく部屋を緩やかに分けるアイテムの一つです。こちらは、ラブデザインホームズが手がける狭小敷地に建つ3階建ての住宅。特に狭小地に立つ住まいには、空間を区切る扉や廊下といったスペースはデッドスペースになります。そのため、繋がりある間取りデザイン重要視されます。こちらは視覚的に統一感あるLDKに、さらにインテリアや雑貨で繋がりを演出し、狭さを解消。キッチンと寛ぎのリビングの近さを解消し緩やかに間仕切りする役割として、天窓と配置された床のカーペットが効果的に活きています。

クレジット: L.D.HOMES@

照明デザインで空間を間仕切り

大きな棚やアイテムを追加せずに、部屋をさりげなく区切るには、照明デザインに変化をつけてみるとよいでしょう。こちらはああす設計室が手がける住まい。コンクリート現しを活かしたモダンなスペースには、オープンキッチンカウンターや無垢フローリンと段差のない琉球畳の和室が配置されています。カウンターには吊り下げライトを配置、和室は天井埋め込みのダウンライトですっきりとした雰囲気に。照明デザインの印象で上手に空間を分けていますね。

段差で間仕切り

段差を駆使した立体的なスキップフロアを配置することで、立体的な空間づくりでゾーニングすることができます。例えば、こちらのようなシンプルな平屋空間では、床のレベル差によって各々の部屋の繋がり方に変化を持たせる役割を持ちます。段差で部屋を緩やかに区切りつつ、薪ストーブを中心に回遊できる繋がりある動線が居心地の良さをもたらしています。

クレジット: photo copyright : ISHIZUKA ATELIER

琉球畳の空間

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琉球畳は、従来の畳とは異なり、フチのないすっきりとした正方形のデザインがモダンな和室空間をつくってくれるアイテムです。畳の大きさは和室の広さに応じて可変可能なので、フローリングにもピッタリな和室間仕切りとして活躍してくれます。また、高低差の緩やかなゾーニングが和と洋のお部屋の雰囲気を調和してくれます。

カーテンを活用して

突っ張りなどを利用したカーテン等でつくるパーテーションは、限られた部屋の広さでもプライベート空間を保ちやすくしてくれるアイテムです。透過性のあるものや採光を遮らない素材は、圧迫感少なく部屋の明るさも保つことができます。昔ながらの暖簾やスッキリとした印象に仕上がるロールカーテンなど、インテリアの雰囲気に併せてデザインを選んでみましょう。

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