DIYで自ら欲しいと思うような家具などを作ることは、楽しくお金の節約にもなりますし、何よりもインテリアを自分色に染めることができます。しかし、DIYと聞くと木材をのこぎりで切ったりドライバーでネジを締めたりと力仕事をイメージし、苦手に思っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、手軽に簡単にDIYできる照明のアイデアを紹介していきます。そろそろ模様替えをしたいという方、是非DIYの照明でおしゃれな自分スタイルの照明を作ってみて下さい!
照明のDIYは市販の電球とコードセットを準備すれば、基本的にはあとはランプシェードを作製するだけです。なので、自分スタイルの照明を作るために、自分のお気に入りのものをランプシェードとして使ってみるといいでしょう。意外にも何でもランプシェードへと変身させることができるので、是非試してみてください。こちらのランプシェードは、ティーカップやポットなど陶器で作られているものを底に穴を開けて照明として使っています。陶器に穴を開けるのも、ダイヤモンドヤスリなどを使えば比較的簡単に開けられますので、素材にとらわれずお気に入りのものを選んでみて下さい。
写真:Laura Jost
こちらの照明は、段ボールを使って作られたものです。段ボールをロの字型に切り抜き、それを何層にも重ねながら、段ボールの波状の部分である中芯の隙間を利用して光を透過させるというアイデア溢れる照明です。こうした素材を積み重ねる方法でランプシェードを作ると、整然ときれいに並ぶ形になると同時に、素材の違う面が出てきて独特な雰囲気を持つ照明となってくれます。
間接照明のような雰囲気のある照明を作りたいという場合は、和紙を使ってランプシェードを作ってみて下さい。和紙の種類もつるつるした和紙からざらざら感の強いものまで様々あるので、好みの肌触り感や色合いのものを選ぶことができます。ランプシェードのフレームには、竹ひごなど細い木を使うと和の雰囲気が漂う照明になりますし、こちらのSTUDIO AZZURROによる照明のようにステンレスなどの金属を使うとインダストリアルでモダンな照明にもすることができます。
自ら自由なデザインで陶器を作り、そこに穴を開けたり装飾を貼り付けたりして、自分らしい温かみのあるランプシェードを作ることもできます。こちらの照明は、テラコッタにカラフルなガラスを付け加えて、かわいらしいペンダントライトとなりました。庭先にこんな温かみのあるランプが灯っていると、思わずこのランプの光の下で夜の心地いい風にあたりながら過ごしたくなりそうです。
針金などの金属を使ってランプシェードを作るのも1つの方法です。こちらの照明は、鉄で作られているのでDIYすることは簡単ではありませんが、その細い線と滑らかな曲線は金属だからこそできる軽やかなフォルムです。金属の細い線とコードの色を一緒にすれば、コードでランプシェードができているような一体的な照明にすることができます。