​システムキッチンの収納をきちんと活用できてますか？

システムキッチンの収納には色々便利な工夫が凝らされています。こちらはTERAJIMA ARCHITECTSが手がける台所。システムキッチンは、調理台、シンク、コンロ、レンジ、収納棚など台所での作業に必要なパーツを組み合わせて全てが一体となった台所を指します。レンジやオーブンなど電化製品をすっきり収められる場所がデザインされたものを選べば、配置する家具もなくすっきりとした台所をつくることができます。

システムキッチンの食器収納を利用していますか？少し前は、背丈ほどの高さがある食器棚を配置するのが多かった日本の台所。狭いスペースに背の高い家具を配置することでより圧迫感のある暗いスペースになりがちでした。例えば、こちらのように大きく引き出せる食器棚引き出しを利用してみましょう。お皿や小皿などを立てて収められるアイテムを利用すればよりスッキリしますね。必要な食器類の量を引き出しの容量に合わせておくのも良いでしょう。

L型台所デザインのコーナー収納は、デッドスペースになりがちです。奥に入れたものが取り出しにくく、引き出し同士が効率よく開かないのが悩みの種でした。最近のシステムキッチンには工夫が凝らされ、コーナー扉の開閉方法にも工夫があります。また、コーナーには、基本的にあまり詰め込みすぎずに、こちらのようにコーナースペースに有効なアイテムを上手に取り入れて使うのがポイントです。

キッチン収納のお悩みで一番多く挙げられるのが、シンク下やコンロ下などに設けられる深い引き出しです。深さがあっても、アイテムがが取りにくかったり、折角収めてもごちゃごちゃになりやすい場所と言われています。こちらの引き出しのように、仕切りなどを上手に使って内部を活用しましょう。また収納力と使いやすさが格段にアップするにはアイテムと引き出しの深さを大きく分類しておくことです。

収納棚の引き出し内は、大量のモノでゴチャゴチャとなりがちです。どこに何が入っているかわからないため目当てのものを見つけだす際に、引き出しを片っ端から開けて探す人もいますね。こちらは、カウンター下の引き出しが大きく引き出せるアイテム。大きく引き出して使える収納は、大容量スペースを確保できるだけでなく、掃除も楽ちん。こちらには調理台として活用できる部分もあり便利ですね。また、大胆でシンプルなデザインで、逆にオシャレです。

お箸やスプーン、フォークなどのカトラリー類は、キッチンの浅い引き出しに収めますね。 でも、用意した仕切りトレーではいまいち綺麗に収められないということもしばしば。そういう場合は、収めるカトラリーの量やデザイン、大きさをしっかり測ってから小分けトレーのデザインを選びましょう。収めるスペースを上手に見極めて無駄のないデザインを選びたいですね。

【システムキッチンについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ システムキッチンを選ぶ前に知っておきたい基本知識

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