アイランド型キッチンでおしゃれに！

アイランド型のキッチンは、その名の通り島のように調理場が独立しているので、壁に囲まれない魅せる台所を演出できます。特に、リビング、ダイニング、キッチンとひとつながりに繋がる大きな空間では、台所のデザインがインテリアの主役になります。こちらはATELIER137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICEが手がける住まい。窓から見える緑と合わせ、木目調で落ち着いた色のモダンデザインは、空間の主役として美しく見えます。これからは機能性だけでなく、その美しさも併せて選びたいですね！

アイランド型キッチンは、壁側に配置されるようなＩ型の背面台所とは異なり、調理をしながら全体が見渡せます。また、家事にしながらも孤独せず家族とのコミュニケーションがとれるのがメリットです。こちらのように、ダイニングテーブルを近くに配置したり、リビングとの仕切りがない間取りであれば、遊んでいる子供から目を離さずに調理に建てるので便利ですね。 

アイランド型の台所の最大のメリットは、何と言ってもその開放感です。背面になるＩ型のデザインと比べて調理スペースが広く、視界も広く、効率的に料理ができます。これまでは家の間取りの奥に配置され孤立して暗い印象のあった台所スペースですが、大開口のあるリビングとひと続きになるような間取りでのアイランド型は、開放的な視野と明るい採光の中で調理ができるので家事の時間も憂鬱になりません。

島のように独立した台所のデザインは、回遊動線ができ複数人が行き来する作業動線が効率よく確保できます。そのためみんなで一緒に料理をできるのもこの台所デザインの良いところです。自宅でお料理教室をする人や家族揃って調理場に立つ人には最適です。向かい合って料理をすることができるので、2人で料理をする時にも連携を取りやすく、共同作業がしやすくなります。常に複数人で作業する場合は、収納キャビネットの位置などに気を付けるとより効率がアップします。

シンプルに独立した調理場のデザインは、自分のライフスタイルに合わせて設計できるのもメリットです。例えば、ダイニングテーブルを連続させる、チェストを配置して軽食を食べるカウンターとしても使用する、など様々な仕方が可能です。キッチン周りでの家族の過ごし方を想像して、自分だけのオリジナルプランを考えてみるのも楽しいですね！

クレジット: Hiroshi Ueda

アイランド型キッチンは壁面から独立している分、大きくスペースを必要とします。一方で収納スペースをあまりとれないことがデメリットと言われています。収納量を保ちながら使いやすくするには、壁面、背面やシンク下などの収納スペースの確保が大きな課題でしょう。こちらは収納を増やすために、大きな壁面ウォールキャビネットを配置。昇降式のレンジフードで圧迫感もありません。また、ダイニングテーブル一体型で省スペースも兼ねています。

【アイランドキッチンについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ アイランドキッチンの押さえておきたいメリット・デメリット

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