正反対の色でありながら共に人気の高い「白いキッチン」と「黒いキッチン」。本日は厳選した白いキッチンと黒いキッチンの事例をいくつか紹介します。さて、あなたが好きなのはどっち?
白いキッチン一つめは名古屋市を拠点に活動するキッチンプランナーK FORMによるデザインです。このキッチンの最大の魅力は柔らかさすら感じる白の色調。食事用カウンターが付いた直線的かつ大きなサイズのアイランドキッチンですが、天板に使用された人工大理石の質感と表情、計画的な間接照明の光などによりふんわりとした穏やかな印象を見る者に与えます。
【 人工大理石についてはこちらの記事でも紹介しています】
黒いキッチンの一つめは東京都のピコグラム建築設計事務所が手がけた住宅から紹介します。「キッチンを中心に家族がひとつになれるいえ」をコンセプトにデザインされており、まさに生活空間の中心にキッチンが配置されています。黒は主張が強すぎるかと思いきや、マットブラックxミニマルスタイルのキッチンは黒色の収縮・後退という特性により、家族を裏方からそっと支える縁の下の力持ちのような控え目な存在感となっています。
白いキッチン二つ目はロマンチックなシャビーシックスタイルです。木目を残しつつオフホワイトに塗装した扉や人工大理石のカウンターなど現代的な洗練も持ち合わせおり、新築住宅にもよく調和しています。シャビースタイルを強調するのはデコラティブなアンティーク照明。白いキッチンをさり気なく引き立てているのは淡いペールグレーの壁紙です。色の対比によりピュアな白が際立ちます!
黒いキッチン二つ目は筆で墨を落としたような表情豊かな色彩が特徴的なキッチンです。暗色でありながら淡くふんわりとした印象があり、落ち着きのある穏やかな空間を演出するために一役買っています。また、黒いキッチンと合わせたビビッドなオレンジ色のカウンタースツールやピンクのダイニングチェアが高いコントラストを作成し、フレッシュで生き生きとしたアクセントとなっています。
白いキッチンの最後はミニマルスタイル。全体が白で統一されたモダンなLDKにあり、生活感を抑えたキッチンスタジオのような雰囲気が素敵。コンロの周囲を覆うカバーはガラス製で視界を遮らず、明るさも維持できます。複数設置したダウンライトが輝きを加えて。
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