中庭のあるコートハウスで失敗しないための注意点

A.Imamura A.Imamura
蕨市のコートハウス, 設計事務所アーキプレイス 設計事務所アーキプレイス 露臺
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中庭のあるコートハウスは人気の住宅デザインですが、しっかり注意点を把握して計画しなければ折角憧れであるはずの中庭のあるコートハウスを建てたのに、逆に後悔してしまうことになり兼ねません。今回は、そんな中庭のあるコートハウスの成功例をご紹介しながら、失敗や後悔を回避するための注意点をご紹介していきます。

中庭のあるコートハウスは水はけをしっかり計画

中庭のあるコートハウスの一番の注意点は、庭の水はけです。特にロの字型のコートハウスでは四方がが囲まれているため水はけの問題の他に湿気がこもり易くなります。湿気対策としての換気方法や排水設備を整えておくと良いでしょう。


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中庭のあるコートハウスのメリットが活きる広さに

中庭のあるコートハウスはプライバシーを保ちながら明るい採光を室内に取り入れられる点がメリットですが、肝心の庭が小さいと採光のメリットが損なわれるという注意点があります。折角中庭のあるコートハウスをつくったのに思ったように採光がなく暗いなんていう失敗が起こらないように建築家と相談しましょう。


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植物選びは慎重に

中庭で、樹木や芝生を維持するのはなかなか難しいと言われています。採光量や環境に適した植栽の種類を選ぶようにしましょう。加えて気温や水の管理や維持も通常の庭よりも難しくなることが多いので枯れてしまうこともあります。そういった場合は、やはり専門家にアドバイスをお願いしましょう。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

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明るさを効果的に演出できる白い壁に

中庭からの明るい採光のメリットをより活かすための注意点に外壁や床材の色選びが挙げられます。思っていたよりも暗いと感じる場合は、もしかしたら外壁や床材にモノトーンなどの落ち着いた色を選んでいるせいかもしれません。光を反射する白などが効果的です。

庭をショートカットする動線を家事動線として考えない

庭が住まいの中心にあることで、間取り動線が悪くなり結果的に家事動線が長くなってしまうという心配があります。庭を通り抜ければショートカットと考えると、実は失敗が多く、例えば天候が悪い時は庭を抜けることが難しくなってしまいます。

開口部が大きくなるので断熱効果を考慮

開口部を大きく設けるコートハウスは、自ずとガラス面が大きくなります。折角の庭から寒気が入り込んでしまっては居住空間の過ごしやすさが半減してしまうので、窓の断熱性を高める対策が必要です。ペアガラス、トリプルガラスなどの断熱効果の高い複層ガラスを採用したりするなどの方法を検討しましょう。

中庭の手入れが苦手ならばタイルデッキに

どの部屋からも眺められる中庭は、こまめに手入れをしなければ雑草が生え見た目も悪い上に虫などが発生する心配があります。ガーデニングの手入れが面倒だと感じる人は、すっきりとしたタイルデッキなどを床材に選んでおくことで手入れの手間を省くことが出来ます。

開口部の方角に注意

中庭の位置は、近隣や周囲の建物や道路との位置関係も大切ですが、開口部の方角も重要になります。やはり採光の多い南側が好まれますが、建物の構造と環境にも左右されるので設計士さんとよく相談して間取りを決めることが大切です。

費用を抑えるならばL字型に

建築費用を抑えてコートハウスをつくりたい場合は、ロの字型よりもL字型やコの字型にすることで建築費用を抑えることが出来ます。L字型やコの字型ならば、中庭の湿気がこもり易くなるという注意点も解消し易くなりますね。

大きくなり過ぎない木を選ぶ

特に中庭に大きく育つ木を植えてしまうと、あっという間にスペースが気で覆われてしまうことがあります。また太い根を張り家の基礎部分に悪影響がでるなんという心配もあります。根を大きく張りすぎない庭のサイズに適した樹木を選びましょう。

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