あなたにピッタリなシューズクローゼットを作るための15のポイント

A.Imamura A.Imamura
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シューズクローゼットとは、靴はもちろんアウトドア用品や玄関まわりのモノをすっきりと収納しておくのに便利な場所を指します。玄関は、家族構成の変化や趣味によって簡単にもので溢れてしまいがちな場所です。最近では、玄関周りの収納に困り、シューズクローゼットのリフォームを考える人が増えてきています。今回は、シューズクローゼットを設ける際に知っておきたい15のポイントをご紹介していきます。

シューズクローゼット ― 限られたスペースをどのように使うか

備え付けの下駄箱を利用しても収納はできますが、それでも家族全員の靴を収めるとなるとかなりの収納量を必要とします。またロングブーツや傘、ゴルフクラブなどの趣味の道具は、なかなかすっきりとしまい込めるものではありません。どんなに片づけて散らかりがちな玄関にうんざりしている人は、シューズクローゼットは限られた玄関空間を有効に使う最適な方法です。

クレジット: Photo by 森本大助


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シューズクローゼットの使い方

こちらは、雪国新潟に立地する住まい。濡れた靴や傘、レインコートなどを気軽に収納できるシューズクローゼットは、特に雪国や雨の多い地域に最適です。雪かきに必要な用品や緊急時に必要な消火器や非常用の持ち出し用袋まで、多くのものを置いておくことができます。

クレジット: 星野裕也


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シューズクローゼットの種類は?

こちらは、右に収納たっぷりのシューズクローゼットを設けた住まい。シューズクローゼットには、大きく分けてウォークインタイプとウォークスルータイプの二種類に分けられます。さらに棚のレイアウトは、I型、II型、L型、U型、の四つに分けられます。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 使ってない部屋をウォークインクローゼットにリフォームするには?

ウォークインタイプとは

こちらは、玄関土間の奥にシューズクローゼットが設けられています。ウォークインは、玄関横に室内物置を設けるといったような感覚です。靴や日用品など外で使うモノを収めることができ、来客の目から簡単に隠すことができます。


ウォークスルータイプとは

こちらはウォークスルータイプのシューズクロークが設けられた住まい。ここから書斎へ繋がっていきます。ウォークスルーはシューズクロークを通って室内に入る動線です。もちろん家族が通り抜ける動線と来客の動線は異なります。家族と来客の動線を分けることが出来るので、いつ来客が来ても綺麗な玄関を維持することが出来ます。

I型で

一般的にシューズクロークの収納棚はオープン棚がレイアウトされます。I型のレイアウトは、片側のみ棚を設置したレイアウトです。細長い間取りや、収納量の少ないスペースに最適なレイアウトです。

II型

Ⅱ型は、シューズクロークの棚が2列にレイアウトされるタイプです。靴とコートをしっかりと分けて収納したい人におススメのレイアウトです。こちらは、エントランスに隣接したシューズインクローゼット。靴の他に、外の遊び道具などの収納も分けて収めることが出来ます。

L型

L型は、シューズクロークの棚をL字型にレイアウトしたタイプです。効率良く収納スペースを確保できるため、狭い間取りでも取り入れやすいメリットがあります。こちらはL型収納で、小さなシューズクロークですが靴だけでなく傘やバギーもしっかりと収めることが出来ます。

U型

U型は、シューズクロークの棚がコの字にレイアウトされたタイプです。大収納を確保できるので、大家族や収納したいモノが多い人におススメです。ただし、三壁面を棚として使うため、ウォークスルータイプのシューズクロークにはできません。こちらは、階段下にU型シューズクローゼットを設けてスペースを有効活用した例です。

可動式の棚でカスタマイズできるように

こちらは、回廊型の動線でたっぷり棚を備えたシューズクローク。外で使う荷物ももちろん、可動式の棚で収めたいモノによって棚のカスタマイズがしやすく作られています。ロングブーツや高さのある靴も収納できるよう、棚板の高さを自由に変えられる可動棚タイプがおすすめです。

クレジット: haus 山根徹也

クローズタイプ

シューズクロークは、扉の有無によって雰囲気が大きく変わります。こちらは扉が設置されたクローズタイプ。扉を閉めることで、玄関全体がすっきり見えるのが最大の魅力です。こちらは広い土間空間でお客様を気持ちよく迎え入れます。飾り棚の後ろにはシューズクローゼットがありますが、クローズタイプで玄関は常にすっきりとした印象を保ちます。

クレジット: Atsushi ISHIDA

オープンタイプ

一方、扉の無いシューズクローゼットは、オープンタイプと呼ばれます。オープンタイプは扉の開閉の必要がなく通風があり湿気や臭いがこもりにくいというメリットがあります。ただし、玄関からクローゼット内が見えてしまうため、美しく収納する工夫がひつようになります。

シューズクロークの壁紙は汚れが目立たないカラーに

屋外で使用するモノや靴を収納するシューズクロークの壁紙は、できるだけ汚れが目立たないカラーを選ぶと良いでしょう。こちらの様なグレーは、汚れが目立ちにくいのでおススメです。もし白いクロスを選びたい際は、汚れ防止の機能性クロスを検討しましょう。

クローズタイプは、扉のデザインにこだわって

クローズタイプは、是非扉のデザインにこだわってみてください。玄関インテリアと統一感のあるデザインを選ぶと空間全体がすっきりとまとまって見えます。こちらは鏡貼りの扉を採用して、玄関スペースに広がりをもたせています。

扉の開閉方法を考えて

こちらのような靴を履いたまま入れるシューズクロークは、アウトドアグッズなどの収納時にも大活躍します。大きなアウトドアグッズを収納したい際は、扉のサイズや開閉方法などを考慮しましょう。引き戸は簡単に開け閉めでき、玄関に他の家族がいても無理なく扉の開閉が可能です。

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