LEDの照明を使うときに気をつけること。

林 直樹 林 直樹
ODAWARA COURTYARD HOUSE, AIDAHO Inc. AIDAHO Inc. 现代客厅設計點子、靈感 & 圖片
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近年多くの住宅でLED電球を採用したり、従来の照明と入れ替えたり、また入れ替えを検討されている方も多いとおもいます。確かにLED電球は様々な長所がありますが、コストの問題なども含め上手に使わないと、本来の長所を生かせないということもあります。本記事では、LEDの使うときに気をつけることをご紹介します。

消費電力の違い

フィラメントLED電球「Siphon」 Filament LED bulb "Siphon", Only One Only One 客廳 照明

LED電球の長所は消費電力が圧倒的に少なくなることだといれると思います。例えば40W型の白熱電球を同型のLEDに置き換えると7W程度まで、蛍光灯も40Wから25W程度まで消費電力が下がると言われています。家庭で使う範囲であれば光熱費として大きな差がでにくいかもしれませんが、たとえばオフィスビルなど大量に使用する場合は大きな差となります。住宅の場合は、長時間にわたって照明が必要な場所を優先的にLED電球に交換してくことをオススメします。

明るさの違い

LED電球はパッケージにに白熱電球に相当する明るさを記載していますが、やはり白熱電球のワット数と比べてどうしても暗く感じる傾向があるようです。メーカーによって異りますが明るさを求める場合や作業スペースなどの電球を入れ替える場合は事前に明るさをチェックした上で導入してください。あまり長時間照明を使用しない場所であれば、従来の白熱電球と比較して、LED電球ががあまり省エネにならない場合があります。

光の広がり方を検討する

従来の白熱電球であれば真下を中心としてガラスの面積分の角度(約300度)に広がっていましたが、LEDは当初、真下120度程度しか照らさないものが主流でした。最近では、光が広がる製品(約260度)も発売されてきました。部屋を明るく照らしたい場合や、リビングなどしっかりと明るい光が欲しい場合は全方向に明るいものを選びましょう。間接照明として使用する場合や一部を照らしたい場合はポイントで光を照らすタイプがオススメです。

色温度の違い

LED電球の多くは青色LED素子をメインに使用しているので、光の色に青みを感じる場合が多いでしょう。 各メーカーごとに白さの印象が異なるので、ぜひ店頭などで確認してみてください。他にも温かみのあるオレンジのような電球色なども各社から販売されています。電球色の照明は、穏やかで暖かい感じでリラックスしたい場所に向いています。一方で昼白色は太陽光に似たナチュラルな白い光色で自然な明るさです。リビングやダイニングなど昼間でも人が居る場所にオススメです。昼光色は昼白色より少し青みがかったクールないんしょうがありますので、ワークプレースなどに向いています。 一部の高価な製品は光の3原色を利用し赤、緑、青のLEDを使用して、より自然な演色性(色の演出の度合い)を持つものあります。写真は猪股浩介建築設計 KOSUKE INOMATAARHITECTUREの障碍者支援センターの図書室。

耐久性と交換頻度

LED電球は白熱電球などに比べて寿命が長く、白熱電球の寿命は長いものでも4000時間程度、蛍光灯の寿命は1万2000時間程度ですが、LED照明の寿命は一般的なもので4万時間と言われています。また従来の電球は紫外線を発しているため、虫が紫外線に寄りつき、電球カバーなどに付着したりしましたが、LED電球は紫外線を発しないため、虫が寄り付くことはありません。

結論

従来の電球に比べてLED電球は気をつけなければならない点が多いですが、その分消費電力が低く、電気代も抑えることができますし、ほかにも長寿命など利点もたくさんあります。 形状、色温度、光の広がり方などいろいろな種類比較した上で、LEDの長所を生かすように導入してはいかがでしょうか。ほかにもたくさんの照明のアイディア記事もチェックしてみましょう。

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